ピアノが楽しくなる3つのルール
三つ目は、「3回ルール」です。
これは、実際に練習する時の練習方法のことです。
ピアノを弾く行為は、楽譜を見て、考えて、指を動かすという過程をたどります。
「見て」インプットしたものを「指」がアウトプットするという、結構難しいことをしないといけません💦
当然、1回でできる事は少ないです😅
しかし、2回目にゆっくり楽譜を見て、指をどう動かすかを考えて弾いてみると、案外スッと弾けてしまったりします。
ここで大事な事は、「ゆっくり」弾く事です🎹
それで、3回目にもう一度できるかどうかを試してみます。
これを生徒さんたちには「3回ルール」と言って実行してもらっています。
楽譜を「見て」出した音が合っているかを確かめることも大事なことなのですが、それと同じぐらい、出てきた音を「聴く」ということも大事になってきます。
出てきた音を「目」と「耳」で確認するんです。
特に、2回目以降の確認は、「耳」の方が大事かもしれません。
音を聴いて確認して、間違っている音を直せなければ、間違ったまま何度も練習することになってしまうからです。
そこには集中力が必要になってきます。
練習は、時間より内容に方が大事です。
もちろん、集中して、良い練習内容で、長い時間練習できれば、上達すると思いますが、子どもの頃から長時間ピアノの練習をするケースはそれほど多くはないと思います😅
なので、短い時間でもいいので、集中して「3回ルール」を守って練習してほしいと思っています😄