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コンクール②

コンクールの参加は、とてもいい経験になると、前回のブログでコンクールのメリットについて書きました。

 

私の個人的な感想になってしまいますが、デメリットもあると思っています。

 

それは、賞を取ることに意識が集中しすぎてしまうことです。

 

そうなってしまうと、賞を取れるか取れないかが、ピアノが上手か下手かという判断になりがちです。

 

ピアノのコンクールの審査は、「審査員」という人間が採点します。

 

なので、会場や審査する人が変われば、ちょっとしたことで合否も変わってしまいます。

 

要するに、「絶対」はなく、その時の「運」も要素に入ってきます。

 

もちろん、賞をもらった時は、その時の演奏が素晴らしかったと認められたということなので、大いに喜べばいいと思います。

 

しかし、賞をもらえなかったからダメな演奏だったというわけではありません。

 

大事なことは、それまでの過程と経験だと私は思っています。

 

このことをきちんと理解して、コンクールに参加する場合は、毎回違う曲を仕上げていくことも楽しめて、とても良いことだと思います。

 

子どもがコンクールに参加する時は、親や指導者が「参加することに意義がある」ということを、きちんと伝えることが大切だと私は思っています。