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弾き方(親指)

ここまでピアノを弾く時には脱力が大切だと書いてきました。

 

その鍵を握るのが「親指」です。

 

私たちは、日々の生活の中で「掴む」「握る」「つまむ」「つかまる」・・・など親指に力を入れて手首や腕を固めて使っています。

 

これは、人が生活するために必要な動作で、親指を怪我でもしようもんなら途端に何をするにも困ってしまいます。

 

つまり、私たちは、普段親指に力を入れて生活しているのです。

 

そのことによって、手首や腕にも当然力が入ります。

 

しかし、ピアノを弾く時には、手首や腕はしなやかに、余分な力は抜いて演奏することが求められます。

 

 普段の生活から、常に絶大な支配力のある「親指」なので、当然、他の指を使おうとすると、途端に干渉して手首や腕にまで力が入ってしまいます。

 

 なので、「親指」の力を抜くことが、とっても大事なんです。

 

しかし、これが難しい😓💦

 

なぜなら、親指は、力を入れて使うことが多いからです。

 

ピアノを弾く時には、親指も力を抜いて、重力に逆らわず、下に落とします🎹

 

この動作は、難しいのですが、和田なおみピアノ教室では、親指に力が入ってしまうたびに指導しています。

 

難しいのですが、これができると、指を楽に動かすことができ、綺麗な音で滑らかに弾けます🎹✨

 

まあ、難しいとは言え、ゴールデンエイジだと頭も指も柔らかいので、指導すれば、みんなできてしまいます✨😄

 

しかし、これも知っていないと楽に弾く方法すらわかりません。

 

このことを知って、弾くことができれば、今後、楽しくピアノを弾くことができます。

 

私の仕事は、この知識を教えることだと思っています🎹