前回、手首を「お化けの手」で鍵盤まで持ち上げるというところまで書きました。
それからどうするかというと、指を動かしてピアノを弾きます🎹😄
ただ、指だけを動かすことがとても難しいんです😓
ピアノを習い始める時期は、幼稚園や小学校低学年の頃が多く、まだ指も細く、ふにゃふにゃで一本ずつの指を独立して動かすことがなかなかできません😓
しかも、細くて小さな手では、重い鍵盤を下に押すことすら難しいことです💦
当然、小さい時の細い指だと大きな音は出ません。
でも、最初のうちは、みんな大きな音を出したがります😅
強く押せば大きな音が出るので、手首を下に振り下ろすような動作で音を出そうとします。
確かに大きな音は出るのですが、とても汚い音になってしまいます💦
これは、腕や手首に力を入れて殴るような動作で鍵盤を押しているんです。
これでは割れた汚い音になるだけではなく、手の怪我にも繋がってしまいます。
腕や手首は、楽な状態にして、その重みを指先に乗せて指の根本から動かします。
指先をコントロールするためには、手首を鍵盤の高さくらいに保つと良いのですが、この時、手の支えが必要になってきます。
習い初めの頃は、手首を鍵盤の高さくらいに保つことも手の支えを作ることも、ましてや細い指を1本ずつ動かすことなど難しいことばかりです。
しかし、最初から意識して音を出すようにして、適切な指のトレーニングをしていけば、いずれはできるようになります🎹✨
なので、大きな音を出そうとせずに、その歳の身体に見合ったきれいな音を出すことを心がけてほしいです💖
和田なおみピアノ教室では、水谷稚佳子先生が考案された「童謡ハッピートレーニング®️」を使っています。
童謡を歌いながら楽しく指のトレーニングができる素晴らしいツールです✨
楽しいだけではなく、あっという間に指が動くようになってくるんです😄
毎回レッスンに取り入れているのですが、その効果に驚かされます🎹✨
生徒たちは、そうやって弾けるようになると楽しいようで、レッスンでも笑顔が絶えません😄
私も生徒の笑顔を見ることが何より嬉しいことです💖