前回のブログで「調号を見る」の項目で書き忘れたことがあるので付け加えようと思います。
調号は、♯(シャープ)や♭(フラット)で表されますが、これらにはつく順番が決まっています。
♯(シャープ)は、ファ・ド・ソ・レ・ラ・ミ・シの順番でつきます。
これは、ファから5度ずつ上がっていく順番です。
♭(フラット)は、シャープのつく順番を反対から読んでいく順番です。
つまり、シ・ミ・ラ・レ・ソ・ド・ファです。
これは、シから4度ずつ上がっていく順番です。
この二つは、何度も言って呪文のように覚えてもらっています。
そうすると、最初に♯や♭の数を見ただけで、何の音についているかがわかるので、それだけでも譜読みが早くなります。
これは、譜読みのたびに何度も復唱してもらって覚えてもらっています。
まあ、何年も聞いてるとさすがに覚えてくれてるようです😄
私は、幼い頃、調号のつく順番が決まっていることを知らず、毎回何の音についてるか数えてたんですよね😥
中学生になって楽典を学ぶようになってから順番が決まっていることを知ったんです💦😓
それを知って覚えるだけで譜読みが早くなった経験があるので、私が指導する生徒さんには幼い頃の私のような苦労をさせたくないと思い、早めに覚えてもらうようにしています🎼
実際、みんな、当時の私より数倍譜読みが早いです👍✨