ソルフェージュの譜読みは、1段譜なのですが、ピアノの楽譜になると、2段以上になり、同時に上と下の段を読んで、左手と右手が違う動きになります。
そうなると、いきなり弾こうと思ってもなかなかうまくいきません💦😞
そこで、毎回、ピアノを弾く前の準備について指導しています🎼
いつも、新しい曲を宿題に出す前に、生徒さんと一緒に新しい曲について予習をしてから渡しています。
1.最初に音部記号(ト音記号やヘ音記号)の確認をします。
以前、ト音記号とヘ音記号を間違えて読んできた生徒さんが弾いた不気味な曲に一緒に大爆笑したことがあります😆🎹
それはそれで面白かったのですが、1週間も「変な曲」と思って弾くのは、辛いですよね😅💦
2.次に、調号(♯や♭)と曲の最後の音を確認して、何調の曲かを見ます。
ほとんどの曲は最初、主和音から始まることが多く、主和音を左手で弾いてもらいます。
3.その後、拍子記号を確認します。
2小節くらいのリズム打ちをピアノの蓋の上で両手でゆっくりたたいてもらい、拍子とリズムの確認をします。
こうやって文章で説明すると長くなってしまうのですが、実際は慣れてくればすぐに終わってしまいます😄👍
最初の内は、知らないことばかりなので、私から一方的に話をしてインプットしてもらうのですが、だんだん質問して答えてもらうようにしてアウトプットして覚えてもらうようにしています。
これらは、楽譜の最初の部分に書かれている情報です。
この確認を一番最初にやっておくと、全く違った譜読みをしてくる生徒さんはほとんどいません😄🎹
このあと、曲の形式について簡単に説明をして宿題にするのですが、それについては次回に書きたいと思います。