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調律の現場

グランドピアノの中って見たことありますか?

なかなか見る機会ってないですよね。

 

ピアノの調律をしてもらったときに見せてもらいました。

 

サイドにあるネジを外して、引き出しを開けるように、ガバッと鍵盤とハンマーを引き出してました。

 

出てきたときはおお~って感じでした(゚ロ゚)

そう、こうなってるんですよ!

 

この時に隙間から落ちた鉛筆や付箋が見つかるんですよね(^_^;)

 

ほこりも入り込むので、毎回調律師さんが掃除機で掃除してくださってます。

ありがとうございますm(_ _)m

 

そして鍵盤の動きとハンマーの動きを確認してくださってました。

 

この後、チューニングハンマーやフェルトウェッジといった道具を使って、ピアノの音を聴きながら調律していくんですよね。

 

普段はあまり聴かない4度や5度の音程が連続で聞こえてきます。

私の調律のイメージはこの音程ですね。

4度は悪魔の音程とも言われているので、緊張感があるというか・・・

聴いていてなんだかゾワゾワします(^_^;)

 

そして、これも普段あまり触らない最低音と最高音の音。

これもこんなに連続で聴くのは調律の時くらいですね。

 

そうやって何度も同じ音を聴いて、色んな音程を聴いて調律してくださっています。

いつも大体2~3時間ずっと音と格闘されてます。

 

調律が終わって弾かせていただくと、部屋の空気まで変わっている感じがします。

やっぱり、音が狂ってたんだなぁ・・・

 

調律された音で弾くのは本当に気持ちいいです。

 

調律師さんに感謝です。